2012年8月12日日曜日

【9月15日】第1回女性学講演会のご案内


大阪府立大学女性学研究センター主催

2012年度第1回女性学講演会開催のお知らせ
身体能力の性差再考
―スポーツ・パフォーマンスを中心に―

時:2012年15日(土)
午後1時30分午後時30分
場所:ドーンセンター 5階セミナー室(2)

1時30分
講演:飯田貴子 帝塚山学院大学教授
男性の男性による男性のための文化として発展してきた近代スポーツが、男女別に実施されているのは
「平等性」原則に基づくものなのか?それとも、性別2元制を堅持するためなのか?
  本講演では、まずスポーツ界において普遍的とみなされている「性別」に着目し、どのようにして男女の振り分けが行われてきたかを概観する。ここでは、1960年代に始まった性別確認検査の導入、2000年シドニー五輪で中止された性染色体による検査の曖昧さ、2004年アテネ大会において適用された性別変更後の参加承認、2009年世界陸上競技選手権大会におけるセメンヤ選手の性別疑惑問題に端を発した高アンドロゲン女性選手への対応について取り上げる。
そして最後に、スポーツ・パフォーマンスにおける性差を吟味する場合の留意点について、スポーツを構成する体力要素、スポーツ・パフォーマンスを評価する指標について、ジェンダーの視座から考える
3時3時30
講演者との質疑応答

コーディネーター:熊安貴美江(女性学研究センター)
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