2013年12月11日水曜日

【1月11日(土)】第4回女性学講演会 韓国のアクティヴィスト、朴仁恵さん講演

この回は、大阪府男女共同参画推進財団、アジア太平洋人権情報センター、立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会との共催で開催します。

"女性人権”の井戸を掘り続けて

 韓国女性ホットラインの活動がめざすところ−   

     日時:1月11日(土)13時30分〜16時45分
     場所:ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)5階 特別会議室
     参加費(資料代)500円(大阪府立大学学生院生教職員は無料)
     定員 80名

スピーカー:朴仁恵 (韓国民主党女性リーダーシップセンター所長、韓神大学校非常勤講師)
コメンテーター:山下英愛(立命館大学非常勤講師)    通訳:金友子、朴君愛
コーディネーター:伊田久美子(大阪府立大学教授)


韓国における女性運動のパワーとその成果は目覚ましいものがあります。とくに女性に対する暴力の問題に取 り組む多くの女性団体の中で、韓国女性ホットラインは、1983 年の結成以来、性暴力反対運動をはじめとして女 性人権の実現のために、精力的に活動してきました。その成果は、性暴力禁止法をはじめ様々な関連法令や政策
として実現してきました。 このたび韓国女性ホットラインを中心になって担ってきた活動家である朴仁恵(パク・イネ)さんの来日が実現 することとなりました。朴仁恵さんは 2011 年に女性問題の制度化のプロセスを振り返り、その成果とともに、運動 側にとって生じた厳しい課題についても論じておられます。 この機会に朴仁恵さんをメイン・スピーカーに迎え、韓国女性ホットライン活動を通じて、女性人権促進のた めの草の根の女性運動の今後の展望をお話いただきたいと思います。離婚熟慮制反対運動、伝統的家族主義と の対峙、女性省の在り方をめぐる議論など、最近の具体的な課題についてもお話しいただき、日本の女性たちと の意見交換を行いたいと思います。 日本と韓国は女性の状況には共通点も多いですが、女性政策の政治的背景や運動の経緯に大きな違いもあり ます。今回は韓国女性運動の背景をより深く理解できるよう、山下英愛さんによる解説も予定しています。 
 


朴仁恵さんプロフィール

 梨花女子大学国文学卒業、監理教神学大学神学修士、聖公会大学社会学博士 全国性暴力相談所保護施設連合会常任代表、韓国女性ホットライン連合常任代表、韓国女性団体連合人 権委員長等を歴任、警察 


【問合わせ/申込先】
ヒューライツ大阪
Email webmail@hurights.or.jp
Tel 06-6543-7003 Fax 06-6543-7004
〒550-0005 大阪市西区西本町1-7-7CE西本町ビル8階 


案内チラシはコチラ↓
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2013年12月9日月曜日

【12月14日】第3回女性学講演会 芸術、文学とジェンダー

大阪府立大学女性学研究センター主催・人間社会学部「文学とジェンダー」共同研究プロジェクト共催
   
2013年度 第7期 女性学講演会(第3回)
芸術、文学とジェンダー

 時:2013年1214日(土
午後2時~午後5時
場所:大阪府立大学I-siteなんば 2階
19世紀フランスのロマン主義作家テオフィル・ゴーチエは、詩や小説、戯曲、バレエなど様々なジャンルの作品を手がけ、新聞雑誌に美術評や演劇評を掲載し、文芸評論家としても活躍しました。本講演ではゴーチエと造形芸術および舞台芸術との関わりを絵画・彫像・映像を参照しながら女性像を中心に探ってみたいと思います。
2時~3時
テオフィル・ゴーチエと造形芸術  
―ゴーチエの「石の夢」―
村田 京子(大阪府立大学教授)
ゴーチエの最大の望みは、美の理想の夢を大理石で実現することでした。彼の小説『カンダウレス王』において「石の夢」がどのように繰り広げられているのか、見ていきます。


3時15分~4時15分
テオフィル・ゴーチエと舞台芸術 
―ジゼルはどこに?―
澤田  (上智大学教授)
功利主義的な近代社会において、詩と美の信奉者ゴーチエの魂に救いをもたらしたのは、カルロッタ・グリジというエトワールであり、彼女のために制作したロマンティック・バレエ『ジゼル』と幻想小説『スピリット』です。人生と創造の軌跡をDVDと小説や私信の抜粋を手がかりに見ていきましょう。  



対  象: どなたでも
受 講 料500円(本学学生・院生・教職員は無料)
申込方法: 氏名(ふりがな)、住所、電話番号を記して、EメールまたはFAXでお申し込みください。
*お申し込みの際の個人情報は、本講座の事務連絡、統計資料等の作成および本学公開講座等のご案内に使用いたします。
利用目的以外の使用については、一切いたしません。
申 込 先: 大阪府立大学女性学研究センター 
Eメール:joseigaku@gmail.com  FAX072-254-9947
当日参加も可能ですが、資料準備の都合上、できるだけ事前にお申し込みください。
問合せ先: 大阪府立大学女性学研究センター  TEL : 072-254-9948(月~金:午後2時~5
   I-siteなんば(交通アクセスはhttp://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/map/をご参照ください。)