2015年10月10日土曜日

女性学連続講演会・セミナー「性の多様性と家族」(全3回)

女性学連続講演会・連続セミナー「 性の多様性と家族」(全3回)
日時:11月7日(土)・11月15日(日)・11月22日(日) 13:30〜15:30
会場:大阪府立大学中百舌鳥キャンパスB3棟119講義室(定員80名)
参加費 講演1回500円・セミナー1回300円(大阪府立大学学生教職員は無料)
*セミナーは原則として講演会参加者が対象です。
*セミナー参加希望者は事前にお申し込みください。(詳細は添付チラシをご覧ください。)

   ダイバーシティ(多様性)は現代社会のキーワード。家族のありようもまた、大きく変化しています。「異性愛男女が、法律に認知された関係性のもとで、生物学的なつながりのある子どもを、性役割分業によって育てる」という従来の「標準」は、こうした要素ひとつひとつが実は多様であるがゆえに、それらの変化がもたらす「家族」もまた、実に多様なものになります。今回は、性の多様性に関する最新知識、婚姻・パートナーシップ制度をめぐる国内外の動向、生殖技術がもたらす可能性と課題などを踏まえ、従来の思い込みを見直す方向で、「家族」について一緒に考えてみたいと思います。併せて少人数でのセミナーも開催します。みなさんのご参加をお待ちしています。(コーディネーター:東・熊安)

第1回 家族の多様化をめぐる価値観の対立(講師:東優子)
第2回 企業活動におけるD&I推進と性の多様性(講師:村木真紀)
第3回 異性愛家族を超える (?)家族の形(講師:青山薫)
詳しくは添付のチラシを御覧ください。



10月15日(木)映画上映+ワークショップ『何を怖れるーフェミニズムを生きた女たち』

2015年度男女共同参画事業は「フェミニズムのバトンをつなぐ」と題して、
『何を怖れる―フェミニズムを生きた女たち』上映会とワークショップを開催します。

映画上映後に、出演者のおひとりで日本のフェミニズムを牽引してこられた上野千鶴子さんを交えてワークショップを行います。

映画をみてのワークショップなので、原則ワークショップのみの参加はできません。
ワークショップは人数に限りがあるので、事前にお申し込みください。
申込先は以下のとおりです。
     email:  joseigaku@gmail.com
     fax:    072-254-9947

みなさまのご参加をお待ちしております。



2015年10月4日日曜日

後援事業:日本学術会議シンポジウム「均等法は白鳥になれたのたかー男女平等の戦後労働法制から展望する」

日本学術会議の公開シンポジウムです。
大阪府立大学女性学研究センターも後援しています。

    *     *     *     *     *

公開シンポジウム「均等法は白鳥になれたのか  男女平等の戦後労
働法制から展望する」が、下記の要領で開催されます。

日時:20151025日(日) 13301700
場所:日本学術会議講堂 (東京メトロ千代田線「乃木坂」駅5出口)


控えめな立法だった1985年均等法から1997年の改正強化により、同法は「みにく
いアヒルの子から白鳥になった」とも称された。 しかしこんにち、大多数の女
性は、均等待遇とは無縁に非正規・パート・派遣などとして働いており、女性の
貧困、子どもの貧困が憂慮 されている。20158月に女性活躍推進法が制定され
たことは、均等法体制をどのように変えるのだろうか。

●コーディネータ 大沢 真理(日本学術会議連携会員、東京大学教授)
●開会挨拶 遠藤 薫(日本学術会議第一部会員、ジェンダー研究分科会委員長、
学習院大学教授)

●報告者:
上野 千鶴子(日本学術会議連携会員、立命館大学特別招聘教授)
中野 麻美(弁護士、フォーラム・「女性と労働21」共同代表、派遣労働者ネ
ットワーク理事長)
小林 洋子(厚生労働省雇用均等・児童家庭局雇用均等政策課長)

●コメンテータ:
村尾 祐美子(東洋大学准教授) 
松田 康子(情報労連、労働政策審議会雇用均等分科会前委員)

●総括コメント:
小宮山 洋子(小宮山洋子政策研究会、元厚生労働大臣)