2015年12月4日金曜日

女性学講演会第2部:文学とジェンダー:シンデレラ :玉の輿物語を比較文学的に考える

2015年度第19期女性学講演会第2部「文学とジェンダー」第1回

シンデレラ:玉の輿物語を比較文学的に考える

Ë 日時  2015 1212土)1400~16:00(13:30開場)

Ë 会 場   大阪府立大学 I-siteなんば【大阪府立大学 I-siteなんば】
大阪市浪速区敷津東2丁目141
南海電鉄「なんば駅(中央出口)」より徒歩約12
地下鉄御堂筋線「なんば駅(5号出口)」より徒歩約15
地下鉄御堂筋線・四つ橋線「大国町駅(1番出口)」より
徒歩約7
地下鉄堺筋線「恵美須町駅(1-B出口)」より徒歩約7

Ë 講 師   堀江 珠喜(大阪府立大学教授)

哀れな境遇の女性が、ハンサムで優しく裕福な男性に見初められて結婚し、幸せな人生を歩むすなわち「シンデレラ」は、古今東西、永遠の人気物語である。
 とりわけ女性が「結婚」によってしか、その存在を認められなかった時代においては、夫の地位のみが自分の社会的立場を保証してくれたのだ。つまり、ハズバンド・ハンティングは、「女の一生」を決定した。女性が皆、とりあえず「白馬に乗った王子様」に憧れたのは、当然の成り行きだろう。
 しかし女性が社会進出を始め、その社会的アイデンティティーが夫に帰属する必要がなくなると、「シンデレラ」は「セレブ男性を射止めた女性」から「自己実現を遂げた女性」に変容してゆくのではあるまいか。もちろんそこには、なんらかのコマーシャリズムが働いている場合もあるのだが。
 そこで、そんな変化が見え始めた現代において、あらためてクラシックな「シンデレラ」をもとに、さまざまな「玉の輿」物語について、比較文学的な視点から考えてみたいのである。
対 象  どなたでも
参加費           500(大阪府立大学 学生・教職員は無料)

     【申込方法】
氏名(ふりがな)、住所、電話番号を記して、電話またはFAXで下記までお申し込みください。
       *当日参加も可能ですが、準備の都合上できるだけ事前にお申し込みください。
     【申込先】
大阪府立大学 女性学研究センター
 Eメール:joseigaku@gmail.com
   FAX         :  072-254-9947

      【問い合わせ先】
大阪府立大学 女性学研究センター 
Eメール: joseigaku@gmail.com 
FAX: 072-254-9947
電話:072-254-9948   (土日・祝日を除く14:0017:00