大阪府立大学女性学研究センター主催
2012年度第1回女性学講演会開催のお知らせ
身体能力の性差再考
―スポーツ・パフォーマンスを中心に―
日時:2012年9月15日(土)
午後1時30分~午後3時30分
場所:ドーンセンター 5階セミナー室(2)
1時30分~3時
講演:飯田貴子 帝塚山学院大学教授
男性の男性による男性のための文化として発展してきた近代スポーツが、男女別に実施されているのは
「平等性」原則に基づくものなのか?それとも、性別2元制を堅持するためなのか?
本講演では、まずスポーツ界において普遍的とみなされている「性別」に着目し、どのようにして男女の振り分けが行われてきたかを概観する。ここでは、1960年代に始まった性別確認検査の導入、2000年シドニー五輪で中止された性染色体による検査の曖昧さ、2004年アテネ大会において適用された性別変更後の参加承認、2009年世界陸上競技選手権大会におけるセメンヤ選手の性別疑惑問題に端を発した高アンドロゲン女性選手への対応について取り上げる。
3時~3時30分
講演者との質疑応答
コーディネーター:熊安貴美江(女性学研究センター)
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